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aki

I have reached Yuki nirvana
楽天市場 Kalafinaさん「Kalafinaという色を表現したアルバムです。」

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9月16日に発売される待望のオリジナル・ニューアルバム『far on the water』ですが、今回のアルバムのコンセプトを教えてください。


Wakana:"Kalafina" と いういろんな色を表現しよう、色彩という意味での色も見せられる一枚にしよう、という意図がありました。だから収録曲のタイトルや歌詞には、色の名前が多 く出てきます。1曲目の『into the water』で、まずKalafinaの世界に皆さんを連れて行くというイメージで、次の2曲目では『monochrome』という色のない世界へ、、、 そして、そこからどんどん色鮮やか世界になっています。

アルバム制作時の思い出は?

Keiko:今回収録されているアルバム曲は、数年前に作 られて温めていたものもあれば、書き下ろしの作品もあります。温めていた曲の中には、仮歌を一度歌ったきりの曲もあって、今回レコーディングの時にその仮 歌を聴いて、「えっ、私たち、この曲を歌いましたっけ?」となっちゃって(笑)。

Wakana:「でも、Keikoの声だよね」と言いながら(笑)。

Keiko:「レコーディングした印象はないけど…、いい曲ですよね、これ入れましょう」とか言って(笑)。そうやって過去の曲を改めて収録すると、自分たちでも歴史を思い出しながら作業ができるので、すごくよかったです。なかなか過去を振り返ることがないので。

Hikaru:1曲目の『into the water』は最後にレコーディングをしたのですが、この曲の歌詞はプロデューサーの梶浦由記さんが作った造語なんです。歌ってみたら戦っているかのよう な、ぶつかり合う雰囲気になったんですよ。梶浦さんも「思ったより強い感じになったけど、これがカッコイイ!」と言ってくださって。自分たちでも意外な出 来でしたが、最後に「この曲でアルバムが始まるって、面白いね」と話して作業を終えたんです。こういう予想外の曲と出会えるのがアルバムの醍醐味なので、 面白い体験でした。

Wakana:レコーディングは1人ずつ行うんですが、この曲を歌い終えてブースから出てくると、みんなが「お疲れさまでした!」と拍手で迎えてくれました。それいうのも初めての経験で、動画に撮っておけばよかったね(笑)。

1曲1曲でカラーの違うこのアルバム、皆さんの"推し曲"は?

Wakana:どの曲にも思い入れはあるのですが…、選ぶとしたら『空色の椅子』ですね。可愛らしいメロディで、言葉がとても大切な曲なんです。ライブで歌ったら客席の皆さんに語りかけるような歌い方になりそうですね。他の曲はファンタジックで想像をかき立てられるものが多いのですが、この曲は現実的で、手を飛ばせば届きそうな位置で歌っているイメージなんです。その分、声と歌詞を大切にして歌いました。

Hikaru:『monochrome』は初めて歌詞をい ただいて読んだ時に、「これ、めっちゃ好きな曲だ!」と思いました。「ここから何かを始めていく」というスタンスが歌詞の中にすごく見えたんです。自分の 好みにどストライクで、梶浦さんにも「すごく好きです!」と伝えたら、「ありがとう」と言ってくださいました。夜に考えごとをしちゃうと、ふと頭の中に浮 かぶような言葉がこの詞にはたくさん出てくる気がしたのもあって、楽しく歌えました。

Keiko:私は『むすんでひらく』ですね。言葉じゃなく て、五感や感情的なところで共鳴するものがあって、冷静に聞くのが難しい曲でした。メロディとか、歌い終わった時の勢いとか、合間に入って来る弦の優しい 音色とか、ポイントはたくさんあるのですが、私にとってはスッと入り込みたくなる曲です。歌っている時は、ライブに来てくださったお客さんの顔が鮮明に浮かんだんですよ。だからレコーディングなのに、ライブのような感覚に何度もなれた曲です。早く、ライブで歌いたいですね。

そのライブですが、10月10日の東京国際フォーラムを皮切りに、全国ツアーが始まりますね。


Wakana:今年の3月に行った武道館ライブの 経験が、『Kalafinaをどう伝えたいか』ということを改めて考えるきっかけになりました。武道館でできなかったことを次のツアーではやってみたい、 と考えて今日に至ります。今回のアルバム曲がバンドサウンドになったらどうなるのか、それを皆さんに感じていただける最初のツアーになると思います。逆に アルバムを聴いたことがなくて、でも好きな曲が1曲だけあって、ツアーで近所に来るなら行ってみようと思ってくださる方もいるかもしれません。その中で、 私たちの世界観をきちんと見せられるツアーにしたいと思っています。いつも掲げているのは、「1人も置いていかないライブ」。その気持ちを忘れずに、新しいことを見せられたらいいですね。

Kalafinaの世界観を表現する上で、大切にしていることは?

Keiko:言葉をどこまでクリアに残せるか、それは自分 の課題でもあります。"ハーモニーなんだけどハーモニーじゃない"ということが、Kalafinaのコーラスワークで大事なんですよ。普通のコーラスだと 二番手になってしまいますが、私たちの場合はハーモニー担当もメインなんです。そのバランスで歌うことが大前提なので、ハーモニーだけ目立ってはいけない けど、きちんと主張しないといる意味がない。さらにうまく言葉を乗せていきたいという気持ちがあるので、特に今回は滑舌をすごく意識しました。そうすると 2人に合わせるところでも曲のリズム感がグンと上がって、ハーモニーのグルーヴを作っていけるんです。

Hikaru:私の中では、バラード曲をどう柔らかく歌お うかというのが課題でした。声質的にアタックが強めなので、いつものエッジに柔らかさを加えて聴こえるように歌おう、というのが自分の中であって、私に とっては苦手な分野でもあるので、うまく歌えたらいいな、と収録に臨みました。

そして、相変わらずプライベートが謎めいている3人ですが、最近ハマっていることは?

Keiko:いろんなトレーニングが趣味なのですが、今はピラティス加圧式のトレーニングをダブルでやっています。"身体が楽器"というと大げさかもしれませんが、ライブでできることを増やしたいんです。先日、テイラー・スウィフトのライブに行ったんですが、ヒールを履こうがどんな動くセットで歌おうが、歌にブレのない素晴らしいステージでした。何かをすることによって歌えなくなるのは、エンターテイメントのショーを目指す上で損だと思ったんですね。それで、もうちょっと身体を鍛えようと決めてからピラティスの器具に夢中です(笑)。

Hikaru:TVアニメ『アルスラーン戦記』の主題歌を歌わせてもらうことになったので、それに伴って最初は漫画を読んだんです。面白かったので今度は小説に手を出し、やっと最新刊までたどり着きました(笑)。今はすっかり、この作品の世界観にハマってます。

Wakana:映画が大好きで、いつも携帯電話で見ています。お風呂で半身浴をしながら見たり、ドライヤーで髪を乾かしている時も字幕を出して、ずっと見てますね。もちろん映画館に行くのも大好きで、最近感動したのは『ジュラシック・ワールド』です。恐竜が大好きなのもあるんですが、感動しすぎて3~4回は泣きました(笑)。

では最後に、ファンの方々へメッセージを。

Keiko:今年は、私たちが目指していたステージの1つ でもある武道館に2日間も立たせていただき、「やっぱりライブアーティストとしてやっていきたい」という思いを新たにしました。武道館という会場はとても 大きいけれど、思った以上にお客さんと一体になれて温かい時間を過ごすことができました。そこをきっかけに、もっと音楽を追求していきたいね、と3人で感 じたんです。その気持ちをこのアルバムを通して皆さんにお返しできたらな、と出来る限りの表現を込めました。皆さんの生活や人生のどこかでKalafinaの音楽が少しでも鳴ってくれて、何かのタイミングでお会いできるように、私たちも全国を回る活動をしていきたいと考えています。私たちの歌が届くよう、これからも丁寧に活動していくつもりですので、いつかお会いできる日を心待ちにしています。

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ストレッチポール
家でストレッチをする時に大活躍しています。このポールの上に乗って、背中とポールの間に空洞が出来ないように腹筋を締めます。その体勢のまま両手 を回すと肩がよく動くんです。しかも腹筋をすごく使うので、筋トレ+ストレッチが一気にできますし、肩凝りも解消されるんです。おまけに使わない時は立て ておくだけでいいので、場所も取りません。ホント、オススメですよ。(Keiko)


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『アルスラーン戦記』

主人公が王様になる物語なのですが、まだ10代前半の少年なので、周りの人の意見を聞きながら、自分の理想も実現させたいわけで、その選択をしてい く感じが面白いんです。主人公はちょっとナヨッとしているんですが(笑)、その中に王としての煌めきがある! だからこそみんなが惹かれて、彼の周りに人 が集まるんですよね。ファンタジーなんですけど、自分が生きていく上での在り方に当てはまることもあって、いろいろ考えさせられて面白いですね。 (Hikaru)

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『ジュラシック・パーク』

子供の頃に、父に連れられて見に行った映画です。当時は子供だったので、恐竜がすごく怖かったんですね。そうしたら父が私の耳元で「これは映画だか ら大丈夫だ」って(笑)。それで頑張って見たんですが、その時に感じたスリルや場面にぴったりな音楽がいまでも忘れられなくて、『ジュラシック・ワールド』を見たのもあって、最近また見直しています。(Wakana)

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大きな本棚

本や漫画が大好きなので、どんどん買ってしまい溢れてしまうんです…。毎月20冊くらい買っているので、たまっていくばかりなんです。スリムなタイプの本棚を廊下に置きたくて、現在探しているところです。薄くて大容量の本棚を絶賛探し中(笑)。(Hikaru)
Liner Notes of SHIN KIMAGURE OST



and of AQUARIAN AGE



Both Extracted with OCR
added above (minus aquarian age liner notes - there's already a translation. unless we want to add the Japanese text as well?)
 

george1234

Moderator
added the Tokyo Girls Update interview https://canta-per-me.net/yuki-kajiura/interviews/tokyo-girls-update-kalafina-january-15th-2016-after-talk/

Do we have the following interview already ?

Kalafina
Wakana,Keiko and Hikaru, the three members of Kalafina, were at Japan Expo for an exceptional showcase.

Interview performed by CARLA CINO



Kalafina is greatly loved in whole Europe. Should we say « welcome » or « welcome back » to you ?

Keiko : « Welcome » (laugh) ! We are really happy to come in France because since the beginning of the band it has been a kind of dream. We have always been close to some aspect of Europe, through our costumes and because our producer lived in Germany.



You have been talking about your costumes. Each time we meet you, you come back more amazing than before. Do you say your word about that ? Who is in charge of that point ?

Wakana : You are right. For each song there is an associated stage outfit. On high speed songs, our costumes must reflect the idea of powerful but with style, unlike the ballads are represented with long dresses. About our today costumes, they have been realized specially for the show we are going to perform in Paris.



Would you mind telling us a little bit about the ones you wear for « Consolation » ?

Hikaru : The most representative costume of this album is the one we wear on the music video of the song « Yume no daichi ». But in generally, all our outfits reflect an image of elegancy.



May this research for « elegancy » be bound with the fact you became more mature ?

Keiko : Of course it is. On one hand, we follow the tendancies but the most important thing is Kalafina has kept going for 6 years and half. By consequently, it is natural that each year the band becomes more and more elegant.



If you have to define Kalafina with 5 words, which ones will you choose ?

Keiko : We have always been singing in harmony. By consequently, « harmony » is the first that comes in mind.

Wakana : 3 voices, 3 women. The number « 3 » is also important.

Hikaru : I think the word « live » is important too. We love to make stage performances and it has always been the opportunity to show us (to our audience).

Keiko : « Works ». In regards to the great number of songs we have performed until now.

Hikaru : As we keep on releasing Cds and performing lives without interruption, maybe « continuation » could be the last word.



You choose the word « live ». So do you define yourself more as live artists or studio recording artists ?

Hikaru : Both live and studio recording are important. In both cases, we work to sing in harmony. At the end, the most important thing is how our fans have the possibility to listen to us or in which manner they prefer to listen to us.



Is there a most important moment in your carreer ?

Wakana : On one hand, there is the release of our double « Best-of » in july. They pass in revue our whole career. On the other hand, for me the most important moment was the release of our first single because it is my debut as a Kalafina member. Each time I sing this song it is like I come back to my origins.

Keiko : For me it is our first Japan live tour. A live tour give us the possibility to meet a great number of people. But with this one, I was able to take a look back and strenghen myself.

Hikaru : Today I live in Tôkyô but I come from Toyama. So I was really happy when I performed for the first time there.

You made your debut 6 years ago. If we would meet you again in 6 years, what should you have done in the while ?

Keiko : In 6 years, our goal is to keep on singing and to travel all around the world.



That's all.

Kalafina : Thank you.






Consolation deciphered by Kalafina
If in July Kalafina releases a double Best-of album, the last studio recorded album – Consolation – has just arrived in France during this summer. We ask to the band to take a look back on the songs of the album and on their feelings on each one.

Interview performed by VIKY



« Al fine » what do you do at the end of the day ?

Wakana : I take a bath and get relax.

Keiko : I put my iPhone close to my bed and I fall asleep by listening to jazz or classical musics.

Hikaru : I read a book.



« Consolation », How do you get up after a deception ?

Wakana : I watch movies, try to see some friends and get some fun to forget.

Keiko : I stay in a calm place and I eat some delicious decies.

Hikaru : I resolve puzzle games or I read manga.



« Moonfesta », What is for you a successful party ?

Wakana : After each of our live, all the team goes together, makes fiesta and drink happily.

Keiko : I used to not to drink a lot. That's why I prefer disguised parties.

Hikaru : Every year, I celebrate my birthday with my family. But the best are the parties in relation with some special events like Christmas or birthday.



« Door », If there are 3 doors in front of you, which one will you choose ?

Wakana : The door 2 which would open upon the cosmos

Keiko : For me, if there is France behind one of them I will be happy

Hikaru : The one leading to my bed.



« Mirai », what are your next projects ?

Wakana : On the 16th of July, we are realesing our two best albums. Our wish is to keep on singing as long as possible.

Keiko : Of course, it is important for us to keep on singing but we also want to keep on having fun, live new experiences and never loose this feeling of pleasure.

Hikaru : Come back in France for another live performance.



« Hanabata », what is your favorite flower ?

Wakana : the dahlia

Keiko : the rose



« obligato », what do you have to do you think hard to handle with ?

Wakana : To wake up the morning

Keiko : When I eat something that is bitterish and I am told that tastes good or it is healthy.

Hikaru : I suffer from vertigo and here (in the place where the interview is performed there are large glass panel) I cannot go near the windows.



« Kiichigo no shigemi », what is your favourite fruit ?

Wakana : Mango



« Manten », what is your favourite landscape ?

Keiko : the sky because it is vast



« Hikari furu », What is your favourite moment of the day ?

Wakana : the sunset because I like the sky too and I love the picture of the sun hidding itself behind the clouds.



« Yume no daichi », What is your recurring dream ?

Keiko : Dreams where I am fighting ! I really want to know what I perform such dreams like that ! In general, it happens in the past.



NB : the interview was done in French and translate into japanese by Mr Teppei TAKEHANA. Maybe it is the reason why some answers seem strange regarding to the question.

 
Last edited:

george1234

Moderator
Yuki Kajiura Interview posted in the official SAO Movie website
http://sao-movie.net/special/interview/kajiura/

https://forum.canta-per-me.net/threads/sword-art-online.3344/page-79#post-285688

so we now know there are at least 4 sao interviews

1. the one included in the pamplet sold last year at the last year sing all overtures event https://forum.canta-per-me.net/threads/sword-art-online.3344/page-73#post-261872
2. the one included in the exclusive liner notes that were sold separately from the sao collection
https://forum.canta-per-me.net/threads/sword-art-online-music-collection.7049/page-3#post-280191
3. Animate (which we got)
4. This one.
 

george1234

Moderator
I dont know if you have noticed but there's a short YK interview and Kalafina comment for "into the world" here
http://www.nhk.or.jp/osaka-blog/historia/242769.html

Q:4月の放送からKalafinaが歌うエンディングテーマも変わりますが、エンディングは今回で4曲目になります。



梶浦:それもホントにありがたいことですね。しかも毎回、一番いいシーンで流してくださるので、自分でもすごくいい曲に聞こえるんです(笑)。



木道プロデューサー:いやいや、もともといい曲ですから。Kalafinaのエンディングはいつもスケール感があって、野暮な言い方をすると“明日への活力”というか、見終わったあとに「明日も頑張っていこう」と思わせてくれる。悲しい話のときでもそう思えるので、やっぱり音楽の力というのはすごいなと思いますね。



梶浦:きっと私もそういう気持ちになりたいんだと思います。「全部がうまくいくわけではないけれど、やっぱり明日も頑張ろう」って、「ヒストリア」を見るといつも思える。きっとみんなそういう気持ちになりたいと思うし、私もそういう曲を書きたいんですよね。「ヒストリア」では根本のところで“こうありたい”という曲を書かせていただけるので、書けることがすごく嬉しくもあります。


Q:今回のエンディングはどんな曲なんでしょうか?



梶浦:タイトルが「into the world」というんですが、これまでとちょっと変えたところがあるんです。今までの3曲は、全部“外へ外へ”というイメージで書いていたんですね。“この果てしなく広い世界にどんどん向かっていこう”という曲だったんですけれど、自分でも生きてきて思うんですが、自分の世界が広がれば広がるほど外だけじゃなく、自分の内面にも下りていかなければいけないことが出てくるじゃないですか? それって、どちらもあまり違わないことだと思うんです。どちらも同時に存在するものだと思うんですけれど、“それと同時に自分の中へ……”みたいなことまで書いてしまうと爽快感が少し薄れてしまうような気がしていて。だけど、今回は少しだけ自分の中へ向かうような要素も、主に放送ではあまり流れないかもしれない2番に入れています(笑)。だから、「over the world」ではなく「into the world」。



「ヒストリア」を見れば見るほど、そういうふうに思えるんですよね。番組に出てくる人物たちはみんな外と勝負しているんだけれど、同時に自分と勝負してる人たちでもあるなと。やっぱり、新しい世界に立ち向かっていけばいくほど孤独になるわけじゃないですか。それを乗り越えて戦い抜ける人じゃないと、初めての世界に足を踏み入れることはできないということを、『ヒストリア』を見るたびに感じていて。今回はそういったことも歌詞に織り込めたらなと思って書いてみました。



木道:僕は送っていただいた歌詞を見たときに、「これは梶浦さんから番組へのエールだな」というふうにすごく感じたんです。我々も金曜8時という未知のフロンティアに出ていくわけですけれど、「やった、ゴールデンタイムだ! やるぞ!」ということではなく、これまで築いてきた自分たちの足元に目を向けて、今まで大切にしてきたことを見直さなければいけない。そして、よく見ればきっと、これから伸びていく新しい種がどこかに埋まっているはずだと。それを花の咲く木にしっかり育てていこうというエールが、まさに今回の曲の中にあるんじゃないかと勝手に思っていたんです。



梶浦:初めてエンディング曲を書かせていただいたときはただワクワクしながら書いたんですけど、ずっと番組を拝見しているので、2作目以降はどこかしら番組の感想文というか、どんどん「私は『ヒストリア』を見てこういう気持ちになっています」というような歌になってきているんですよね。逆に番組から受ける影響がエンディング曲に入ってきているなとういうのはすごく感じます。



Q:オープニング曲は引き続きKalafinaの「storia」です。


木道:そうですね。「storia」は看板ですから、もう外せません。


梶浦:ありがとうございます。Kalafinaはそこまでお茶の間に知られているというわけではありませんが、どこに行っても「『歴史秘話ヒストリア』のオープニングを歌っています。」と言うと、「ああ、あの曲好きなんです」と言っていただける。ある意味、曲のほうから有名にしていただいて、それもホントにありがたいなと思います。



木道:4月から変わる部分もいくつかありますが、基本となるものは変えずに、今まで通りたくさんの方に愛される番組を作っていきたいと思っています。これからもよろしくお願いします!



※次にKalafinaのコメントです。

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Hikaru
今回は「into the world」という新エンディングを歌わせていただくことになりました。この曲をレコーディングした時に、きっとこの曲がエンディングで流れた時に皆さんが、番組を最後まで見て、その思いをのせるための曲なんだろうなって思うと、すごく自分の中でも歴史や、これまで自分の生きてきた思いをしっかり込めて歌おうという気持ちで歌わせていただきました。


Keiko
今回の「into the world」という曲はですね、歌いだしのメッセージが「地図のある旅はもう終わり」というワードが出てくるんですけれども、ここから先はみずからで道を切り開いていくとゆった自分自身をすごく後押ししてくれる、そういった力のある1曲になりました。ぜひたくさんの方にいろんな気持ちでそれぞれの角度から楽しんでいただければなと思っております。レコーディングしたあともすごくすがすがしい気持ちになって心が自然と温まっていくようないい曲になっているので、ゆったりと番組と共に皆さんに聞いていただければと思っております。


Wakana
歌詞の中に「諦めたくて泣いてる時も誰もそばには立てないね」という歌詞が出てくるんですけど、私もそうやって自分を奮い立たせたい時に自分1人でしかないと思うんですが、それでも前に進まなければいけない時に、この曲を聴いてすごく、ぐっと来ました。梶浦さんが作られたこの歌詞に自分自身もすごく力をもらったので、ぜひたくさんの方に聴いていただいて、新しい場所へいく、そんな気持ちを奮い立たせていただきたいなと思いました。
 

george1234

Moderator
Kalafina interview on "spice"
https://spice.eplus.jp/articles/114966
i guess the interview is about their "9+1" tour

“Kalafina+1” インタビュー Kalafinaの音楽を支える大平佳男が望む「そこにいるだけで人を熱狂させる存在」
SPICER
インタビュー音楽 アニメ/ゲーム
19:00
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Kalafinaと大平佳男 撮影=菊池貴裕

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4月15日から開催されるKalafina 9周年コンサートツアー『Kalafina “9+ONE”』。SPICEではこの “9+ONE”にインスパイアを受け、Kalafinaとゆかりのあるもう一人をお呼びするクロストークインタビューを企画した。二回目の今回は、マニピュレーターの大平佳男氏。初ライブからKalafinaを見続けてきた音のプロが、9年を超えて感じたことをを本人たちと語り合った。誰よりも現場でその歌を聞き続けた大平氏の言葉に耳を傾けてみよう。
――「Kalafina+1」、2弾目は、マニピュレーターの大平佳男さんをお招きしました。

Wakana:ようこそー! (歓声&拍手)

――大平さんのKalafinaとの関わり方としてはライブにおけるマニピュレーターとしてだと思うんですけれど、「結局マニピュレーターって何しているの?」という質問をさせてください。お客さんの中で、PAさんとマニピュレーターが結構ごっちゃになっている人がいると思うんですよね。具体的にどういうことをされているのでしょう?

大平:まず、いまKalafinaの楽曲とかは、CDがオリジナルとして有るじゃないですか。あれが沢山の楽器が鳴っているわけですね、その楽器を全てミュージシャンで賄ったり、シンセサイザーみたいな特殊な音なんかを同時に鳴らすには、ステージ上にものすごい人数になってしまうんですよ。そこのバンド+αを補うパートですかね……たとえばストリングスセクションだったら何十人とかって呼んでやってたらステージがいっぱいになってしまうので、そのCDで集録した際の音源を、僕が再生して流すという所でしょうか。

――Kalafinaのマニピュレーターってやってみてどうですか?音がすごく沢山重なっている印象があるんですが、大変ですか?

大平:まあ、梶浦さんが作っているものに関しては、確かに数は多いんで、気を配る部分は多いんですけれど、ただ全体が鳴ったときの感じに関しては無理がないんです。「自然に気持ちいいところを探そう」っていう。歌が鳴っていて、バンドが鳴っていて、そこに対して気持ちいい感じのところはどこか、っていうところを探っているだけなんで。サウンド的なところではそれほど苦労はしないですね。

――Kalafinaから見た大平さんっていうのはどのような存在なのでしょうか?

Keiko:ものすごい客観的にステージを見てくれているなっていう感覚はあります。例えばステージで、私が曲フリをするのかしないのかっていうライブの空気感を常に冷静に見ていてくれる、その大平さんへのきっかけで、バンドさんに音のタイミングが届けられるんです。後は、曲のつなぎってすごく重要なんですけど、拍手の間とか、そういったライブ全体の空気感を、ステージから少し離れた袖でずーっと凝視してくれているし。「絶対今音を楽しんでるでしょ!」って言う時も、ちらっと袖を見るとあるし(笑)。私的にはいろんな効果音とか、音のバランス調整をやってくれているので、音響の方と役割分担して、ライブで一番心地良い響きを作ってくれているそんな存在ですね。

――なるほど。

Keiko:そんな大平さんが「このトラック数はすごいよ」とか「この曲のバランス取るのは手こずった」みたいな曲ってむしろあったりするのかな? なんか印象としては、いつもクールに仕事をやられているイメージがあって、あんまり感情を出さないから、大平さんの中でそういう曲とかあるのかなって。

――逆質問ですね。

大平:それはあんまりないですね。バランスと言うか、仕事を自分でやる上の処理では、好きな曲ランキングを作れないような感覚で聞いているので。

Keiko:確かに!! フラットに聞いてますもんね! トラック数多いのってある? ずば抜けてまでは行かないけれど、これはちょっと処理大変だったみたいな曲……。

大平:「progressive」かな。

Kalafina:へー!

大平:なぜなら元々にバンドがない曲が、やっぱり処理が難しい。結局正解がどこなのかがちょっと見えない感じっていうか。打ち込みの音もオリジナルに入っているから聞こえてなきゃいけない、でもバンドが入ってバンドアレンジになったからと言ってそれをどれぐらいで出せば良いのかっていう。オリジナルを崩さずに、かつライブっぽくっていう。

Keiko:いつも、ライブのバンドリハーサルに入る前にCD音源を聞いて大平さんが作っていた音にバンドサウンドが入る。そこで変わる印象は現場で調整する感じになるの?

大平:そうだね、そこで音が大きい小さい以外にも処理したりするので。たとえば耳障りな音とか、もともと僕はレコーディングエンジニアなので、そういうのはなるべく処理をして、リハーサルの現場に行ったらボリュームが大きい小さいだけで済むようにしてリハに向かう。

Keiko:あ、なるほど。前準備をして、用意していくんですね。

大平:たいていリハーサルで出るのはみんな「この音を上げてくれ、下げてくれだけ」の話じゃない? 特にPAとかライブでデカくして鳴らすときに、それが耳障りにならないようにね。

Keiko:先に処理してくれてたんだ。知らないことだらけ!

大平:何年目だろう。(佐藤)強一さんが数年たった時に、別の現場で「大平くんの処理の仕方違うね」って言われたんだよね、「あ、気づいた人がいた」と思って(笑)。

――大平さんの中で、3人と初めて会ったときの印象はどうだったんですか?
大平:Wakanaちゃんは、『北斗の拳』のボーカルオーディションがあって、顔は見てるんです。向こうは認識があるみたいな。Keikoちゃんはユニットをやっていたときに、たぶん楽器の方のレコーディングしていて、そこでKeikoちゃんはスタジオに出入りしていた印象がある。これまたKalafinaやるに当たってあんまり初めてっていう感じもなくて。

――その前に出会っていたってことですよね。

大平:僕は認識してたんですね。Hikaruちゃんも、さきに「sprinter」の音だけ聞いていたから……多分レコーディングでちらっと見たぐらい。スタジオにモノ取りに行って、その現場でやってたからっていうぐらいで。

Keiko:じゃあ、ちゃんとKalafinaとして仕事しだしてからの印象は?

大平:打ち上げでWakanaちゃんが話題の中心になってるのをよく見てた。たまにWakanaちゃんじゃないところで盛り上がってると、そっちに行くわけですよ。で、話途中で反対側が盛り上がっているとまたWakanaちゃんがどっちの輪にも加わろうとしてて(笑)。よく聞いてるなあって。

Wakana:私、欲深いですよね(笑) 前回、南流石先生に「面白い人」「賑やかな人」って言われてて、繋がる(笑)

――ワッて湧いている真ん中にいるんでしょうね、Wakanaさん。

Wakana:いやいや、そんなつもりはなくて、私たちの現場はみんな楽しい人ばっかりで、みんな面白いなって思っていて、バンドさんも大平さんも、スタッフさんも明るくてみんな笑っている印象があるんですよ。で、私は人を笑わせたり、笑ってるのを見るのがすごく好きで、なんかそういう風にしたいと思っちゃうから、笑っている声が聞こえると「どうしたの?」みたいな。「何があったの教えて?」「めっちゃ面白いんだけど、聞いて聞いて」みたいな感じでどんどん伝えたいみたいな。ただそれだけです。笑いを伝えたいんですよね。みんな面白い話するから、一人でいっつも思い出し笑いするぐらい。だから打ち上げとか大好きなんです。

大平:Wakanaちゃんは小さい話をバッて広げるから面白いよね。だからみんな期待するんだけど。

Keiko:「オチがないんだよWakanaは」って皆にいじられてる(笑)。

Wakana:そう言われるのも嫌いじゃない(笑)。

大平:Keikoちゃんは冷静なんです。一番最初にやったんだと思うんですけど、ライブの音源と映像を撮って、盛り上がってる曲でブーツ履いてたんですけど、靴の紐が解けてて、それが衣裳か何かに引っ掛かっちゃってる。引っ掛かって歌ってたのに、みんなワーッて盛り上がってるから動いて、それで紐を直しながら普通に歌ってる。体勢が悪くなったら、多少マイクに感情が伝わるはずなのに、マイクは全く異常がなくて。すげえ冷静だなと思って。だってその直前、ライブ直前緊張してるって言ってたのよ。緊張してる割には冷静にやってるなって。

Wakana:こういう事件で冷静なのってKeikoはすごくある。マイクが違ったとかね。

大平:ライブでやってることのハプニングっていうか、見せ方というか。

――冷静なところは感じますね。Hikaruさんはどうです?

大平:Hikaruちゃんも読めない。うん、読めないなあ。Hikaruちゃんも比較的冷静。でも盛り上がってジャンプしたりするのを見て「ああ楽しんでるなあ」って思いながら。

Hikaru:お父さん(笑)。

大平:Hikaruちゃんはちょっとしたトラブルじゃないんですけど、去年のカウントダウンジャパンとか、ちょっと激しい動きになったときにちょっと滑ったりとかして、僕はそういうのを楽しんで見ているんですけれど。

Hikaru:よく見てるー!

大平:そういう方が盛り上がってる感も伝わるし、「おお、いいな」って思いますね。

Hikaru:多いですね、ちょっとしたトラブル。滑ったりとか、髪飾り取れたりとか。一瞬のトラブルが多くて。

大平:でも大事故じゃないから。

――そういうときにハッとなるんですか?

Hikaru:大丈夫!

大平:そこで焦ったりは全然しないから。ちっちゃいハプニングが起きたほうが、ライブは面白いですね。

――本当によく見てますね。

Keiko:なんかね、出てくるものがマニアック過ぎて。そんなネタは大平さんじゃないと出ない。

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撮影=菊池貴裕

──大平さんから見たKalafinaの音の特徴ってどういうものなんでしょうか?

大平:まず、楽曲に関して言うと梶浦さんが作っているので、梶浦さんの楽曲のあり方みたいなものですよね。途中から聞いても確かに良いんですけれど、やっぱり頭から終わりまで聞いてほしいですね、とてもドラマチックに出来上がっているので。流れで最後まで聞いたときの感動がちゃんと続いていくというか。

Wakana:マジックですよね。

大平:別にこれは悪いことじゃないですけど、普通のポピュラーミュージックだったら1番と2番の繰り返しっていう構成のものが多いですよね。それはそれで繰り返しの楽しさですけれど、梶浦さんの場合は本を読む感覚というか、頭から見ていかないと話の辻褄がわからないというか。

Hikaru:凄い解かります。

大平:推理小説とかだと、犯人は先に言っちゃったら面白くないって言いますけど、それが分かったとしても初めから読んだら面白い! みたいな感覚ですかね。楽曲はそういう感じで、サウンドはやっぱり景色が見えるんですよね。曲とか歌声で。そこが草原なのか森なのかみたいな。それを作っているのは3人の声なのかなって思いますね。

――大平さんからみた3人の声っていうのはどうなんでしょう? こういう特徴があるとか。

大平:これはもちろん、3人共バラード歌ったり激しいの歌ったりするんで、一定ではないんですけれど、まあいつも思うのはKeikoちゃんの歌声が一人ソロで聞いているときの印象は、なんかこう勇気が湧いてくる感じ。なんか力強さをもらう。Wakanaちゃんはどっちかって言うと安らぎです。なんか嵐の後の港に帰ってきたみたいな。

Wakana:港に帰ってきた? へー! 落ち着くって嬉しい。地についた感じ。

Keiko:「ただいま」ってね(笑)。

大平:Hikaruちゃんは何ていうんですかね、まあロックなんですよね、力強いと言うか。僕は元々ロックが好きなんで、まあ血が逆流するような(一同笑)。

Keiko:燃えるよね。

大平:ウオーッってくるところを持ってくるのはいつもHikaruちゃんですね。

――どうですか、Hikaruさん。

Hikaru:そう言って頂けて光栄です。

大平:動きとかも一番ロックですね。

Hikaru:そういう曲になったら、ですよね。そういう曲オンリーで電気が流れる!

――3人とも全く似てないという言い方は変ですけれど、バランスを取るのが凄い大変なんじゃないかと思うんです。大平さんからみて「こういうところが変わってきたな」みたいなのがありますか?

大平:もともと3人は良い歌声してるんです。そこに更にチームワークが変わってきたんじゃないかっていうのがありますね。前は目指すところが1点だったのが、引き出しが増えてきた。だから歌い方も変わってきてる。最初はバンドライブもストリングスライブもちょっと印象が似ていたんですけど、今は歌い分けしているのが見えたりするんですよね。

――この意見を受けて御三方はいかがですか。

Wakana:一番最初から大平さんは見てくれているし、私たちが六本木morph-tokyoというライブハウスでライブをしていたときから一緒にやっているメンバーの一人なので、梶浦さん以外では3人を一番良く見てくれてる。自分たちがライブをやっていく中で、変わってきたこともあると最近思うんですけど、それを改めて客観的に大平さんに言われると、「確かに!」と思えるんです。私たちは話し合いをすごく大切にしてきたんですけど、改めてこう言われると、すごく嬉しいし、やっぱり9年間の歩みがあったんだなって思います。

――よく見てくれていますもんね。

Wakana:最初はアコースティックのライブとバンドスタイルがあまり変わらない印象があるっていうのは確かにその通りと言うか。自分たちにとっても試行錯誤、模索しながらだったし。でも『“Kalafina with Strings” Christmas Premium LIVE TOUR 2016』ではアコースティックの楽しさを本当に理解できたのかなって思えるツアーで。「これがKalafinaのアコースティックの楽しさなんだ」っていうのをすごく感じられたんですよね。

――今のお話伺ってて、Kalafinaの中で意識改革があった瞬間とかってあるのかな?って思ったんですが。

Keiko:私たちの活動ってそんなに急激に何かが変わっていったりとか、大きな転機が少ない方なのかなと思ってて。

――ガバッと変わったりはしていない。

Keiko:そうそうそう、それはやっぱりプロデューサーである梶浦さんが常に音楽を作られるっていうところで軸がぶれないから。でも私達が出会う前、それぞれがボーカリストになるときに夢見た日本武道館っていうのは、3人共いつか立ってみたいなって思っていた場所の一つだったんですよ。そこに到達した1日目が終わった瞬間、「まだ明日があってよかったね」、2日目が終わった瞬間「また武道館の音をちゃんと作りに戻ろうね」というのが3人の統一した気持ちだったんです。そこは私の中でも救いだったかな。おんなじ気持ちで武道館を迎え、終えたこと。

――それぞれの目標が同じ地点だった、3人とも武道館行きたかったっていうのは……。

Keiko:うん、それぞれが出会う前の目標を一緒に叶えられたっていうのは一番大きかったんじゃないかなって思いますね。

――やっぱり、武道館って特別なんですね。

Keiko:絶対特別だと思う。

大平:まあ僕は全然そんな意識なかったんで。ある日突然、リスアニ!のイベントで武道館行って、「お~いきなり武道館でやってるなあ」とか思ってて。まあそこに関してはもう、時間も限られているんで、ものすごい流れ作業でアーティストが入れ替わっていく中、さっと入っただけなんで。

Keiko:実感としては違いますよね。あのときは。やっぱり2015年の初武道館のときは、バンドさんを含め、みんなが見守ってくれている感がすっごいありましたよ。「みんなここまで来られたんだね」って。そういった無言の暖かさを感じた。

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撮影=菊池貴裕

――大平さんはずっと袖にいるわけじゃないですか。ずっと袖で見続けているというところで、ステージ上に立ちたいと思うことはないんでしょうか?

大平:いやー僕は、最初梶浦さんのライブだったと思うんですけど、そこで紹介されてしまって、その時普通のジーパンにTシャツで、そんなの呼ばれるなんて思ってなかった(笑)。僕からすれば別の方のライブ見て、パフォーマンスしてない、しかも普通の人がいたりするとちょっとゲンナリしてしまうんですね。あくまで何かパフォーマンスがあって!みたいな。今でも呼ばれて不思議な感じですよね。ステージ上で何もパフォーマンスしていないので、仕事はもちろんやってるんですけれども。そこに関して呼ばれて……何ていうか不思議な感じが……(笑)。

Keiko:ねえ、慣れた慣れた?

大平:今となっては(笑)。

――ものすごい拍手ですもんね。

Keiko:あの瞬間どんな気持ち? 誰よりも拍手貰って(笑)。

大平:ステージのみんなのパフォーマンスを、オレは正面から見られないからさ。でも照明だとか映像だとか、プロフェッショナルな仕事人たちは見ているから。だから「あー楽しいな」って思ってるのよ。それが、たぶん正面でみてるお客さんにとって最高に気持ちが高揚するところで、拍手貰いに行ってるだけだから(笑)。「すごい良いライブしてるんだろうな」って思ってますよ。

Keiko:えーじゃあ、大平さんも幸福感感じてる?

大平:あそこで「成功してるな」っていう風に思ってる。

Keiko:あー、嬉しい。

――そうですよね、ステージに立ってお客さんとやり取りをしているわけではないですもんね。メンバー紹介のところだけ出てきて。

Keiko:あそこで今日のお客様のお顔を見るわけじゃない? 

大平:一応なるべく観客一人ずつの顔をパーッと見て、どんな感じなのとか。僕が感じたところで何もならないんですけどね。

Keiko:大平さんはね、毎回Twitterでお客様が帰るときの会場の写真撮ってるの。

──ずっと撮られてます。

Keiko:なんかこう、すごく愛情を感じてて、あれいつからですか?

大平:たぶん、『“After Eden” Special LIVE 2011』か『Kalafina LIVE TOUR 2013 “Consolation”』か。長いツアーにやるにあたって、なんかツアーを通して何かをやりたいと思ってたの。

――結構見てるとお客さん残ってますよね。

Keiko:そうそう、お客様が帰ってるところを撮ってるから、大平さんはスタッフさんと同じくらいの入りで準備して、スタッフさんたちと残って自分の撤去作業をして、結構長い時間ステージ周りにいるので、「きっと私たちと違う感覚なんだろうな」と見てて思いますね。

――大平さんはKalafinaの音を誰よりも聞いているのに、ずっと前から見られないっていうジレンマがあるかと思うんですけど。

大平:でも、僕はBlu-rayとかDVDあたりの作成とか、細かい処理をやっていたりするので、一番早く仮の映像や音の編集とか聞きながら、バンド全員と、歌っている方のそれぞれを聞き分けたりとか。マニアックなことしてます。

Keiko:マニアックー!

大平:音しかないと何か声とかしかわからないから、「なんか動いてるんだろうなあ」って思ってますからね(笑)。

――普通の人には分からない楽しみ方。

Keiko:大平さんはすごく歌のクオリティに対して厳しいですよ。大平さんがそういういろんな話をしてくれるようになったのはある程度3人のハーモニーとかが安定してきてからだもん。

大平:でも僕は逆に変わらないバンドとかが好きで、例えばAC/DCとか、ラモーンズとかああいうバンドとかが好きで。で、Kalafinaも、Wakanaちゃんは変化したって言ってるんですけど、僕は変化していないところというか、そこが楽しいというか。なんでしょうね、単純に根本は変わってなくて、できることの引き出しが増えた。で、その中で、それをチョイス、前は選ばなかった物を選ぶようになったって言うぐらいの感じでしか見てなくて。

Keiko:うんうん。確かに。

大平:やっぱり3人っていうか、グループになっている時点で一人の意思で決めるって言う感じはあまりない。そういうときはたぶんディスカッションして決めていくから。

Keiko:まず一人の意思で曲が作れるわけはないからね。

大平:リーダーがいて「こうしよう」じゃないので、まあ今回はこうしたんだって感じ。僕の中ではもともとの歌のセンスがあるから、っていう風に見てるので、あんまり変化したと思ってないんですよね……もちろん成長はあるとしても。

Keiko:新しいわ、大平さんのコメント。

大平:まあHikaruちゃんのMCはすげえ変わった(一同爆笑)

Keiko:変わったとこある! ちょっと六本木morph-tokyoでのライブを思い出して! 自己紹介しかしてないから!

大平:morphどころじゃないよ、そのあとライブレコーディングしてMCのトラックを見てもこう、なんか喋ったかなって思って!お客さんの拍手とか下手すりゃ二人の声がHikaruちゃんのマイクに乗っかってる、そんな感じ(一同笑)。

――名物ですもんね、あのMCは。

大平:今思えば、グッズ紹介でオレ出ていったな……。

Hikaru:そうです! 昔ライブハウスでLIVEをしていた時はTシャツとか着て登場してもらって、「こういうTシャツです!」ってやってた時期もあったんですよね。

――自由ですね。

Wakana:懐かしい……。

大平:唯一そこパフォーマンスしたなって思ってます(笑)

――愛ある現場。

Keiko:本当そうなんですよ。

――あのMCも、変な話日に日に上手くなってますよね。

Hikaru:そう言って頂けるととても有り難いんですけれど。自分の中ではそれこそ最初の頃はどう喋ればいいかわからない状態で、自分が話していることにすごく違和感があったんです。人前で話すとか、一人でずっと喋っているとか、そういう感覚が不思議な感じで。でもやっぱり話している中で、みんなの顔を見ながら話さなきゃうまく話せないんだなとか少しずつ学んでて。最初の頃は二人が途中で助けてくれてたんですけれど、徐々にそれも減ってきて、今では何も言わないっていうパターンが形成されてるんです。私が話してるのを見てくれて、感じ取ってくれて、調整してくれてるんだなって。あそこで勉強しましたね。大平さんもあのコーナーに関して色々言ってくれてて。

Keiko:そうなの? 知らなかった。

Hikaru:何気ない一言とかなんですけど「今日のあそこ面白かったね」とか。

大平:あー、そういうことね。

Hikaru:面白かったっていう一つの意見があると、「あ、あれは正解だったんだ」って思えるんですよ。いちばん聞いてくれている身近な人だし、たぶん客観的に見てくれてその意見を言ってくれているんだって思ってたから、それを残して、じゃあ次は周りを変えようとか大平さんがくれた感想も取り入れながら構成して。

大平:MCのときは一番気を抜いてるからかな。やることがないっていうか。

――出すものがないですからね。

大平:待っているだけなんで。そこは楽しんで聞く。

Keiko:なんかここ数年みんなとの信頼関係がしっかりあって、なんかその信頼感の中でやるトライとかって怖くないんだよね。

大平:それは言えてるね、PAの方とミュージシャンも長いことやってるからこそその新しく出るところに、たぶん恐怖感なく、でも脱線しないように。

Keiko:そのさじ加減はあるなあ。でもそれはちゃんと積み重ねてジャッジするっていうところは絶対大事にしたいな。

――こないだのインタビューでもおっしゃってましたけどKalafina像っていうのが良くも悪くもかなり強いと思っていて、でも一歩踏み込んで中を見てみると、その中でトライして破ったものもあるし大事にしているものもある。お話を聞いていると各セクション挑戦しているんだな、という感じを受けますね。

Keiko:私たちのことを見守りつつ、トライを見守りつつ支えてくれてるんですよ。



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撮影=菊池貴裕



――そしてツアーが始まりますが、大平さんからこんなトライをしてほしいとか、もっとこんなことやって欲しいとかなにかありますか?

Keiko:なんか大平さんの気持ち聞いてみたい。叶わないかもしれないけど(笑)

Wakana:聞くだけ聞くよ!(笑)

Hikaru:何もないとかは無しですよ(笑)。

大平:何にもないっていうことはないけれど、単発的な目であんまり見ていないので、長い目で見て、マイケル・ジャクソンじゃないけど、じっとしててもウワーッ!ってなるみたいなところに行ってほしい気はする。

Keiko:凄いとこ来た!

大平:要は黙って立ってるだけでお客さんが大騒ぎになる。そういう所だよね。

Keiko:長い目でって言ったけどさ、大平さんはKalafinaが10年続くって思ってた?

大平:あんまり考えてなかった(笑)。

Wakana:考えてなかったら経ってた(笑)。でもなんか気持ちはわかる。私たちも気付いたら9年経ってて、わーもう身近に10周年があるねっていう。

大平:5周年からは毎年決まって6周年、7周年とかやってるけど、あんまりそんなに迫ってきた感じもないっていうか。なんだろう、難しい。

Keiko:でも立ってるだけでっていうそういう存在感のあるアーティストになって欲しいってこと?

大平:ツアーやるからといって、さっき言ったみたいに何か急激な変化を与えてやってく感じではないのかなっていう風に思っていて。だから今までと言ったように周りのスタッフも踏まえてちょっとずつの変化で進んできているので、ジリジリ来る感じ。だからここに関して何か大きくやって欲しいという感じではない。

――水滴が岩を穿つように、気がついたら形が変わっていてみたいな。

大平:ああそうです、そんな感じですね。

――これだけ長いスパンで一つのアーティストを袖から見続けてくれるってなかなか……エンジニアじゃないですか、バンドメンバーも含めて、ここまで見てくるって人はなかなかいないって印象があります。

Keiko:他のアーティストさんのマニピュレーターってかおり(織田かおり)以外である?

大平:ない。

Wakana:あ、そうなんだ。

大平:ただ、この間、そのかおりちゃんのメンバーと飲んでて、ここまで音とか音楽とかに食い込んでくるマニピュレーターさんはあんまいないよねって言われて、そうなんだ、みたいな。もちろんレコーディングの現場でステムっていうライブ用音源を作ることがあるんですけど、ただそれを再生するだけ、みたいな人もいるんですよね。レコーディングってちっちゃいテレビとかラジカセとかで聞くようなサイズで音を作るんですよ。でもライブとかで音がデカくなると、ぜんぜん違う、それをそのまま流すって出来ない。

――全然印象変わります、スピーカーだけでも。

大平: CDとかだったら全部の音を細かく何度も聞けるし、全部の音をキレイに整理して、トラックダウンって作業をやって処理するんですけど。ライブの場合は一発ですし、お客さんが入ったら音がまた変わっちゃうしっていう。

Keiko:大平さんの中で、Kalafinaのライブ作りで一番こだわることってどこなの?

大平:こだわるところ……大橋さん(PA担当)が処理しやすいように作る(笑)。

Keiko:要するにお客さんが聞く音?

大平:そうですそうです。

――お客さんが聞いてて一番いい音をっていう。

Keiko:だからやっぱり音響さんとのタッグなんですよね。大平さんはそういうところを大切にしているから、自分の仕事だけだったらここのトラック作っておけばいいって感じなのに、プラスアルファで音響の人たちに繋げるっていう視点があって・・・。私たちにとって最強のマニピュレーターさんです(笑)。

――人気がある理由がなんとなく分かってきました(笑)。では、今目の前にいますが、Kalafinaの皆さんから大平さんにメッセージを。

Keiko:長い目で見てくれているからこそ、私たちが“変化”と言っていた事も、「それも引き出しの一つでしょ」ぐらいに思っていてくれたことが、とても嬉しかったです。このまま大平さんの視点で私たちを見続けてほしいなって。自分たちの音楽人生の中で、また大平さんと話がしたいです。これからも見てほしいなって私は思いました。すごく貴重なんですよ大平さんの存在って、本当に。

Wakana:他の現場でマニピュレーターの方とお会いすることもあるんですけど、本当にマニピュレーターさんって一番冷静だなと。でも、例えば「音楽」っていう曲で、大平さんを見るとすごい腕上げてくれてたりして、それを見て安心する(笑)。私上手で大平さんの近くが多いので、ちょっと見ると大平さんがパソコンの前でジーっと私たちを見てくれているのとかをもう何度も見ているんです。リハーサルでも本番でも見える位置にいてくれることがすごく安心するし、質問するとちゃんとアドバイスをくれる。そういった一つ一つがすごく私たちの安心のひとつなんです。だからこそBAND紹介で、私が「マニピュレーター・大平佳男!」って呼ぶことにすごく責任感を持っているんです。これからも癒やしと尊敬の念を抱いて呼ばせてもらおうと思っているので、よろしくお願いします。

Hikaru:大平さんは普通にKalafinaの現場で真剣にやっている時より、打ち上げや移動のバスの中などで他愛のない話をたくさんしてくれるんですけど、結構その中で「今の参考になる、メモしたい!」っていう時があるんです。そういう時を逃さずに、これからも色々私は聞き役としていたいと思います(笑)。オフの顔も好きなので、たくさん話してくれると嬉しいです。

――これを受けまして、大平さんからもメッセージを。

大平:まあ、ツアーも長いの沢山やるから、そこを一山乗り越えるためにこれからリハーサルをやって行かなきゃいけないんですけれど、やっぱりそれを超えたらまたその先がずっとあるっていう。今だけじゃなくて遠い頂を目指してほしいですね。

──動かないでお客さんが湧く(笑)。

大平:そこは通過点の一つですけれども、ここで何かまたもう一つ成長と言うか、得るものがあると良いなと思います。もちろんお客さんもいて、そこで生まれるものなんで。3人たちだけでは出来ない化学反応を楽しみにしてます!

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撮影=菊池貴裕


インタビュー・文:加東岳史 撮影=菊池貴裕
 

maxwell9

Bowl of Yuki-shaped cereal
Yuki Kajiura Short Interview @ Madlax Bible (01/05/2005; Publisher: Hobby Japan ISBN: 978-4894253759)

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the same book features long interview with show's staff, and they have a little talk about nowhere "yanmani"
(thanks to beetrainfan forum user Nai for the translation)

I: interviewer; M: Koichi Mashimo (Director, script & storyboard); Ki: Shigeru Kitayama (producer & screenplay); Ku: Yousuke Kuroda (script & series composition)

I: And from there to something that I think everybody is acquainted with; is that "Yanmaani" actually [named] "Yanmaani"? (laughs)
M: I don't know anything about that that kind of thing. (laughs)
Ku: Director Mashimo is becoming increasingly like Manager Ochiai (a former pro baseball player famous for doing things his own way). That song was actually [supposed to be] the theme song, but he came up with the powerful choice of introducing it as an insert song instead. But with that, it caused a large flower to bloom in the original story (not sure what this means), because I was already writing the later half on the assumption that that song would be used. (laughs) Despite that, a different insert song was used, so there's also an element of my having done it for the director. (laughs)
Ki: We allotted it properly according to the situation, as battle music. Around episode 15 was when Yanmaani got cut off the most. That's because I said 'Director, we've got to insert Yanmaani sometime soon!' at the time.
(everyone laughs)
KU: At times when only the intro played, it'd be like, 'Today, it stopped just before the Yanmaani, didn't it'. (laughs) Even so, it displayed a strange discussability in completely unexpected places. (laughs)
 
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