Updates to the interviews page

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I would prefer the interviews to be hosted on the site itself than just linking to them, makes for easier referencing.
We don't want another loss of data like the previous time the site has gone down.
one of the many reasons why I archive interviews myself

Props to those keeping the section updated.
 
http://www.anican.jp/blog/special/special.aspx?number=0006

★スペシャルインタビュー
FictionJunction 『elemental』 梶浦由記ロングインタビュー Part4
:nophoto:セルフカヴァー中心だった1stから約4年9ヶ月。梶浦由記の個人ユニット、FictionJunctionが2ndアルバムをリリース。
新録4曲は既存曲とのバランスをとることもせず、“根本”から湧き出した、まさに梶浦の現本質。
そんな新曲だが、ノンタイアップということで語る機会の少ないということで、微に入り細を穿つように細かくご教授いただいた。作曲家梶浦由記の遊び心やこだわりを感じ取ってほしい。


今までの梶浦パターンに沿っていない曲だったんです
――レコーディングはいかがでしたか? FJはいつも早いということですが。

梶浦 さすがに「elemental」は時間がかかったかな。あと、「story-」も今までのパターンにある程度沿った曲ではなかったので。その意味では「凱歌」は早かったです。皆が「梶浦さんのこのメロならこう歌っておけばいいでしょ」って分かっているので。

――「story-」であった、そのズレというのは?

梶浦 言い方は悪いですけど「可愛く歌っておけばいいんでしょ」ってなっちゃってたんですよね。(主メロの)Kaoriちゃんもちょっと可愛すぎましたけど、特にハモですね。「story」ってAメロの下と上にハモがかぶってくるんですけど、あれがちょっとでも重いとスピード感が出ないし、可愛くなるとものすごく可愛くなっちゃう。こちらの中にあるイメージをKeikoちゃんとKaidaさんに伝えるのに苦労しました。Kaidaさんのハイ(=高い)ハモなんて、いつもなら二回ぐらい歌えば終わっちゃうんですけど、今回は「もうちょっと可愛くしてみて」「明るく」「大人っぽくしたらどうなる」という感じで、五、六パターンは試しました。それに、ちょっと前ノリにハモってくれないと軽快感が出ない曲なんですよ。でも、私の曲って後ろノリの曲が多いので、普通にやると皆、ちょっと後ろにハモってくれるんですよ。だから、「ごめん、今回はそれじゃ後ろ過ぎる」「(主メロの)頭にタイトなハモは置いてくれないとスピード感が出ない」って言って。あの二人にしては時間かかりましたね。

――「elemental」もレコーディングに時間がかかったということでしたが。

梶浦 「elemental」は「Kaoriちゃんでいこう」って決めてた曲なんですよ。勿論4人でハモりたいというのはあったけど、Kaoriちゃんがいなければやろうと思わなかった曲で……。

――彼女の何が?

梶浦 「リズム」ですね。あの子は本当にリズムがいいし、めちゃくちゃ歌が上手いんですよ。そういう人が中心にいてくれないとあの曲は出来ない。だから、「elemental」はKaoriちゃんに仮歌を上から下まで歌ってもらって、リズムを全部作ってもらいました。それを基調に全員で合わせたんですよ。そうじゃないとあのグルーヴは出せない。グルーヴ感とかリズム感に関しては舌を巻くぐらいにすごいので。あの人は。

――ジャズもやってましたしね。

梶浦 そうですね。“つかみ”がいいんですよね。このリズムだとバンドのどこにこれを入れたらグッと来る、みたいなのが分かってるんですよ。そういうのは説明しても出来ないし、できる人は説明しなくてもやってくれるし。上手すぎる時もたまにありますけどね。「もうちょっと弾けろよ」みたいな。「elemental」でも、思っていたよりも綺麗に歌い過ぎて。「もっと乱暴に」とか「もっとグルーヴ出して」という話をして、何度もガツガツに歌ってもらいました。「綺麗に収めちゃダメだよ、上手いんだから」というところなんですけど、でも、上手すぎて困るというのも大変なことですよね。

――そこにハモるのに時間がかかった感じですか?

梶浦 あの曲も変なところにタイミングを置いていて。一斉に歌うと合わせるのも楽なんでしょうけど、あのグルーヴをレコーディングで合わせるのはちょっと大変でしたね。Kaoriちゃんに歌ってもらった後は緻密に合わせていく作業になったんですけど、だからといって勢いがなくなってもつまらないので、ガーッと歌いつつ合わせてくみたいな、ちょっと難しいレコーディングになりました。だから「elemental」が一番時間がかかりましたね。四人で合計10時間ぐらいやってました。Keikoちゃんもさすがに「elemental」ではKaoriちゃんのグルーヴと合わせるのに、いつもよりは時間かかったかもしれないです。でも、あの人は「何歌わせても安定の人」なので(笑)。Kaidaさんは、高いし、高いところで乗り出さなきゃいけないし、大変なところなんですけど、神速でした(笑)。(レコーディングの)時間も多くとっていたんですけどね。「姉さん、かっこいい!」「んー、かっこいい?」とか言いながら録って、楽しかったです。

つづく


Text/清水耕司(ボーグナイン
2014/02/06 13:00:00
 
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I would prefer the interviews to be hosted on the site itself than just linking to them, makes for easier referencing.
We don't want another loss of data like the previous time the site has gone down.
one of the many reasons why I archive interviews myself

Props to those keeping the section updated.

That's why we post them here, so that aki can update the site with them. Please feel free sharing interviews you have stored that we dont, here ^^
 
okay, I'll start going back and make the linked-out interviews hosted on the site
I think I'll also make a separate page for video interviews, since the list from the cpm fansub thread is quite long
 
http://www.anican.jp/blog/special/special.aspx?number=0007

★スペシャルインタビュー
FictionJunction 『elemental』 梶浦由記ロングインタビュー Part5
:nophoto:セルフカヴァー中心だった1stから約4年9ヶ月。梶浦由記の個人ユニット、FictionJunctionが2ndアルバムをリリース。
新録4曲は既存曲とのバランスをとることもせず、“根本”から湧き出した、まさに梶浦の現本質。
そんな新曲だが、ノンタイアップということで語る機会の少ないということで、微に入り細を穿つように細かくご教授いただいた。作曲家梶浦由記の遊び心やこだわりを感じ取ってほしい。


サントラを作っている時は冒険に出ている気分に

――「凱歌」は早かったという話ですが。

梶浦 Wakanaちゃんが(メインを)歌う「storm」と「凱歌」は、今までの梶浦メロを踏襲している曲だったので。「いいよ。Wakana、いいよいいよ」って感じであまりしゃべることはないですね(笑)。Wakanaちゃんって、自信がある時とない時で全く違うんですよ。「この歌は私、上手く歌えるな」って思ってると大変な実力を発揮してくれる人なんです。

――サントラ仕事が充実しているからこそ、歌物であるFJにも注力できるのかと思いますし、アルバム発売後は『花子とアン』の放送開始も近いので、ぜひそちらについても教えていただければ。

梶浦 FJは楽しいって言いましたけど、サントラはサントラで大好きなんですよ。サントラって作品の世界へ冒険に行くような気持ちでいて、だから今は(『花子とアン』の)脚本を読んで、カナダと昭和方面で遊んでいる感じです(笑)。しばらくサントラの世界で遊んでいると、終わって現実に帰った時、違和感を感じるんですよね。「あれ? ここにいていいのかな」って。

――題材となっている村岡花子さんと梶浦さんは女性像として近い感じがします。

梶浦 そうですね。非常に思い入れがしやすいです。「分かる分かる」みたいな。ナチュラルに理解できるし、でも、自分よりもすごいと思える人なので。『赤毛のアン』もすごく好きな本でしたし。これが、ドジで可愛い女の子の話だったらすごく困ってたと思うんですけど(笑)。

――作曲において気をつけている点ってありますか?

梶浦 朝(に放映される作品)なので、根本は暗くし過ぎないように、とは考えました。悲しい曲だとしても、本っ当に悲しくしちゃうと見てる人が辛いので。といって控えめにしてもつまらないし、そのあたりの加減を今はトライしているところですね。感情の置きどころとか。

――連ドラだと映像を見て音楽を作るわけにはいかないですよね。

梶浦 そうです。脚本を読んで、ですね。脚本はすごく早いので。ただ、なるべく映像をいただけるようにはお願いしていて。あと、衣装の資料やロケの感じの画をいただいてイメージしています。

――2014年は初頭からアルバム、ツアー、劇伴と梶浦音楽を聴く機会が多くなりそうですね。

梶浦 「ガンバレ、私」ってところですね(笑)。


Text/清水耕司(ボーグナイン
2014/02/07 13:00:00
 
btw I have a folder with scans of a Kajiura/Kinoko Nasu/Takeshi Takeuchi/Sakamoto Maaya interview (translated in english) from one of the KnK osts. do you want me to upload is so that you can type it up ? (its 12 pages long)

I also have a Fate/Zero Kajiura/Ume Aoki/Hikaru Kondo interview in english from OST 1 of 6 pages
 
Last edited:
So I made two pages for the interviews - one for text and one for video. I also reorganised the sections by years (within each section I mean) so that it doesn't look like just a wall of text

http://canta-per-me.net/yuki-kajiura/text-interviews/
http://canta-per-me.net/yuki-kajiura/interviews/video-interviews/

if it all looks okay I'll copypasta all the stuff on the text interviews page to the original interviews page (just wanted to run it by yall first). Then I'll start the process of making cpm pages for those outsourced interviews and updating the pages with interviews posted here. Then I guess I'll tackle putting all the stuff on the cpm fansub thread onto the video interviews page
 
^ it looks fine, just make the year numbers more noticable by highlighting (<b></b> OR <strong></strong>) and/or underlining them (<u> </u>)

You also need to update the intro text accordingly.
 
nvm, I will update it instead. There just need to be a detailed description of the way of navigation like "the text interviews are arranged (that way), you can find the video interviews by clicking (that link)" in addiction to the already existing text. :)
 
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