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『香港冒険記4』
皆さんこんにちは、Hikaruです。
Keikoがパート3を書いてくれたので、
今回は4です!
さて、前回までに
香港初体験やイベント、
美味しい食べ物についてをご報告しましたが、
肝心のKalafina Liveについてがまだでしたよね。
と、言うわけで、
この回では、Liveのお話をさせて頂きます。
8月6日、香港、晴れ。
前日の雨が嘘のようないいお天気でした。
会場に着いて、ステージへ…
ひ、広い!!
椅子が綺麗にたくさん並べられている。
一番後ろの出入口がすごく遠く感じる。
そのまま見上げると、
天井が丸く、ドームのようになっている。
つい他人事のように
「すごいなー。」
と、呟いてしまうくらい唖然とした。
Keikoが「結婚式の披露宴会場みたいだね。」
と話しかけてくれた声で我にかえったら、
この会場でLiveが出来る喜びと、
やっぱり少し不安になった。
ここがお客さんでいっぱいになるの…?
リハーサル。
ドームのような形の会場なので、
音の聞こえ方は、
Liveハウスというよりは、ホールに近い感じ。
歌に入る前の独特な空気。
ピンとして、でもゆったりとしている。
Kalafinaとしてステージに立つ時の
一瞬の切り替えみたいなもの。
二人からもそれを感じて、ゾクゾクしてしまう。
曲がかかって、歌い出し、
1曲歌う事に、ワクワクと緊張感が増していく。
本番前の楽屋。
ヘアーメイクの最終チェック。
鏡の前に座る3人。
交わす言葉にもどこか緊張感が感じられる。
開演5分前、集まってLiveへの気持ちを
改めて1つにする。
そして、会場へ向かう。
Live開始。
overtureがかかり、映像が出て、
Kalafinaがステージに登場。
あんなにたくさんあった客席は全て埋まっていて、
皆立っているので、まるで波のように見える。
1曲目、red moon。
楽曲の持つ雰囲気と3人の声…
KalafinaのLiveにようこそ。
楽しんで帰って頂けるように精一杯歌いました。
曲ごとになる拍手、
日本語のMCにもかかわらず返ってくる言葉、声援。
1曲1曲を噛み締めて歌っても、
時間は過ぎ、刻々と迫ってくる終わり。
本編最後の「光の旋律」での間奏、
クラップでみんな一つになれた気がして嬉しかった。
ステージから降りるとすぐにアンコールが聞こえて、
すごく感動した。
こんなにあったかい皆さんと過ごせて、
Kalafinaってなんて幸せなんだろうと
改めて実感。
love come downに合わせてステージに上がると、
笑顔の皆さんが待っていてくれた。
それを見て、Hikaruも笑顔になった。
きっと、WakanaもKeikoも同じだろうな…
歌い出す前に顔を合わせて、それが確信に変わる。
2曲歌った後、
Keikoが「今日、8月6日は何の日でしょう?」
と言うと、会場から直ぐに
「梶浦さんの誕生日!!」
と返ってきた。
このKeikoの言葉に被るくらいの即答に正直、驚いた。
そう、この日は、
Kalafinaのプロデューサーである梶浦由記さんのお誕生日。
強引にステージへと梶浦さんを呼び込み、
会場の皆さんとHappy Birthdayを歌い、
花束を渡した後、スピーチまで要求する始末…苦笑
こんな急な事にも、素晴らしい対応をして下さった
素敵な梶浦さんには、
感嘆の声ならぬ息、そう、もう息をこぼすことしか出来ません。
Hikaruもあんな素敵な大人になりたい。
心からお誕生日をお祝いし、
ステージから颯爽と去っていく梶浦さんを見送ったら、
本日最後の曲、I have a dream。
今日足を運んで下さったことへの感謝。
出会えたことの幸せ。
香港にまた来ることが出来た事への喜び。
梶浦さんへのお祝いの気持ち。
あの会場にいたメンバー、スタッフ、
そして何より皆さんへのありがとうを込めて…。
「ありがとう」という言葉では簡単過ぎる程に
香港の皆さんにはパワーを頂きました。
また「我返黎ロ拉(ただいま)」って言えるように、
Kalafina、これからも活動していくので、
宜しくお願いします。
Thank you for coming to our concert.
We were so happy to meet you.
We were surprised to hear you speak Japanese very well!
and, it helped us sooo much :)
We had really a good time because of you.
I can't forget your smile, words, and soul!
We do not have a plan yet,
but we can't wait to come back to Hong Kong!
We're looking forward to seeing you again.
Lastly,thank you for giving us a chance to hold a concert.
If there were not you, we were not able to do it.
I thank you all heartily.
では、また次回まで。
♪Hikaru♪