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See-Saw LIVE ~Dream Field 2019を終えて
17年ぶりとなる一夜限りのSee-Sawライブ「See-Saw LIVE ~Dream Field 2019」が無事に終わりました。
このライブがとても素晴らしく大成功に終わった事はSee-Sawの二人や、サポートミュージシャンもSNSなどで発信しているようですので、あえてここでは書きませんが、
デビューから26年、最後にやった原宿のライブハウスから17年、長期の活動休止期間も経て、次がいきなり国際フォーラム・ホールAを満杯にするとは・・・
デビューの時から関わった者としても当時からは想像もしなかった事ですが、
See-Sawを初めて聴いた時、その素晴らしい楽曲と歌声に報酬も度外視にやると言った当時の自分に「おまえの選択は正しい」と褒めてやりたい気もします、笑。
僕が思うに今回のライブは二人がSee-Sawに始まり別々の活動においても、お互いずっと自分の音楽を探求し高め続けてきたからこその賜物だと思います。
当然に二人のここまでの道のりがずっと順風満帆とかではないでしょうし、人知れず山も谷もあったことだと想像しますが、音楽が好きで音楽を生業とし自分の音楽を探求してきた中で、その原点にはSee-Sawがあって、言ってみればSee-Sawは二人の音楽の故郷のようなものではないかと思います。
お互いに成長した今の二人が故郷の音楽をやってみたら、今だから見える、今だから分かるというまた新たな発見などがあったように感じます。
もちろん17年ぶりに演奏する僕も然り、少しは成長した演奏ができたと思います。
ちーちゃん(石川智晶)のMCで共感し印象深かったのは、
「17年経ってもっと素敵で凄いやつになってるはずだと思っていたけど、全然まだ途中で未だに自問自答の繰り返し、きっと読みかけの本の様に終わってしまうのだろう、その1ページを梶ちゃんと素敵な色に染められてありがとう」
僕も常々、音楽を仕事とした以上は常に理想は現時点より上にあって、何かを成し遂げて終わるよりも、もっと上を上をと目指しながら途中でくたばるのが一番幸せではないかと思っていますので。
前回から17年も経ってのSee-Sawライブ、そう考えると諸行無常、時が経てばこの先何があっても不思議ではありません。
またいつかの時のために、先ずは健康第一でまたこつこつと積み重ねていこうと改めて思いました。