Kaori Oda solo + collabs (non-YK / non-Sound Horizon)

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https://twitter.com/odakaori_0511/status/888035695347904512

「電人☆ゲッチャ!」生出演ありがとうございました\(^o^)/
New Album“Gift”の全曲解説をさせて頂きました♪
そーしーて!ビールクイズを当てたので、素敵な“Gift”も手に入れました(^ω^)

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Seems that Asaka girl really looks up to Kaori. She's a good singer too. Not at all what I expected from an Idol group soloist. I expected the usual cutesy squeaky voice that annoys the hell out of me.
 
http://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1501045090

2017/7/26 15:15
ファンとの絆が次なるステージへと導いた──織田かおり4thアルバムインタビュー
 梶浦由記ソロプロジェクト『FictionJunction』への参加を皮切りに、サウンドクリエイターRevoの幻想楽団『Sound Horizon』に参加するなど、多岐にわたり活躍してきた音楽家・織田かおりさんが、ソロデビューから10周年を迎え、待望の4thアルバムを2017年7月26日にリリースします。

 『Gift』と名付けられたニューアルバムには、『オトメイトレコード』などのキャラクターCDや、ゲームのタイアップ曲を中心に、新曲5曲含む全13曲をパッケージ。作詞家としても活躍している織田さんのクリエイティブな感性も発揮された渾身の一作で、音楽性・メッセージ性もより色濃く変化しました。なるけみちこさんなど、豪華作家陣の顔ぶれにも注目です。

 アニメイトタイムズでは今作にまつわる取材を敢行。インタビュー中の織田さんは、晴れ晴れとした笑顔で、これまでの葛藤から解放されたかのようなスッキリとした表情が印象的でした。その理由は下記のインタビューから伝わってくるはずです。10年という歩みを振り返りながら、自然体の姿でお話をしてくれました。

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やっと「“私の歌を聴いて”って言っていいんだ」と思えるようになった
――ソロデビューから10周年ということで、振り返ってみて、成長したところ、変化したところなど、感じられることはありますか。

織田かおりさん(以下、織田):単純に大人になったなって思うところはあって。学生だった10代からはじまって、大人になっていく過程を音楽と共に歩んできた濃い10年間だったので、あっという間でした。実は「10周年」というのは自分で言いだしたことではなくて、その当時から応援してくださったかたが「10年になりますね」って言ってくれて気づいたことで。その声をキッカケに、「私10年なんだ!」って(笑)。

――スタッフさんも気づかず?

織田:誰もピンときてなかったです(笑)。それくらい、ソロ活動がメインという歩みもしてこなかったというか。1stアルバム(『PLACE』/2013年リリース)をキッカケにすると、まだ5年くらいなんですよね。FictionJunctionやSound Horizonの活動が濃かった年、ライブを頑張ったとき……そういう積み重ねが合って、乙女ゲームの主題歌を歌うようになってから、ソロの歩みが本格的にスタートしたのかなって感じがしていて。辛かったこともありましたけど、いい時代を経て、全部がいいモノとして返ってきてるなと今思っています。

――それを感じた出来事があったんでしょうか。

織田:10周年ということをキッカケに、今年の3月の『Brilliant World』(2007年3月21日リリースのデビューシングル)を出したその日にトークイベントをやったんです。そのときに、梶浦由記さんと、Sound HorizonのRevoさんからメッセージをいただいたんですけど、お二人とも「この10年は財産だと思うから、目の前にいるかたたちや、すべてのことを大事にして、これからも歩んでいってね」って共通した内容だったんです。

Revoさんとは最近ご一緒する機会がなかったんですけど、いろいろなところに目を光らせている方で、流行りのモノにもすごく詳しいんです。梶浦さんもいつも見守ってくださっている方なので、おふたりとも会っていなくても「今のわたし」を見て、そういうメッセージをくれたんだなって。私自身、意識せずとも、先のことを見据えて、目の前にあることを見て動いてきた気がするんです。それが今も濃く出てるのかなと。繋がりもずっとありますし、当時から途絶えてるものがほとんどないので……。

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――そんな中で、歌いたい、伝えたい、という気持ちが年々濃くなっているように感じて。特に今年はそれが強い気がしますが、どうでしょう。

織田:今まではそういうものを見せることが、あまりカッコいいと思ってなくて。照れがあるというか。子どものころからやってる分……例えば昔から「そういう意思を出す子どもって疎ましがられるのかな」とか、なんとなく考えていたところがあったんです。

――大人の世界にいくのが早かった分、嫌でも空気を読んでしまうというか。

織田:そうそう。例えば私がここで出しゃばるとどうなってしまうんだろうとか……極端な話ですけど、自分のソロのパートでも思ってしまうところがあったんですよ。デビューの前後も「私がソロなんてやっていいの?」って思っていましたし、去年の3枚目のアルバム(『Make it』/2016年4月リリース)を出すまで、そういう気持ちがどこかにあって……そこまでポジティブになれなかったというか。でも、アルバムの表題曲を見ると、年々ポジティブになっていってる気がしますね(笑)。

最初のほうは「暗っ!」という感じで(苦笑)。迷いがずっとあったから。でも素直に言っても恥ずかしくないし、言っても恥ずかしくないのは、受け止めてくれるひとがこれだけいるからって自分が体感できた。やっと「“私の歌を聴いて”って言っていいんだ」「それをやらなきゃいけないんだ」と、少しずつ思えるようになったんです。

それを感じさせてくれたみんなに贈れるものはないだろうかと思って、『Gift』というタイトルのアルバムを作りたいという話をスタッフの皆さんに相談して、今作のアルバムを作らせていただいた感じですね。

――すごくいい話です。

織田:大人になったと思いません?(笑)

――(笑) でもある意味、最初から大人びてたんですよね。それこそ「もっと聴いて!」みたいな若気の至りもあってもおかしくないというか。

織田:いや、若気の至りはありましたよ。10代でユニットを組んでいたことがあったんですけど、そのときはビシバシやっていました。そのときも、例えば「私は今出るべきじゃない」っていうのを客観的に見えていたりするわけじゃないですか。プロデューサーみたいな立ち位置で見ていたので、当時は嫌われていたかもしれない(笑)。でもいまだに友達なんですよ。

脱退してから10年以上経ってますけど、この間もライブを見にきてくれたり、交流をしてたり。その時のことで後悔をしていたこともあったんですけど、そもそも私、そんなに急いで生きてないなって。50、60(歳)くらいになっても歌ってるんだろうなみたいなイメージがあるから、今はこれでいいのかもしれないなって。


「よりクリエイティブなところに関われるように
一緒に音作りができる作家さんにだけ声をかけたんです」

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――その織田さんが、今こういう気持ちにたどり着いたというのは、すごい変化じゃないですか?

織田:明るい方向に更生した感じというか(笑)。あとは、歌詞を書く仕事をやらせてもらえるようになったことが、自分のなかで非常に大きいことでした。タイアップ作品の為に作られた曲に対して、言葉を紡いでいくっていうクリエイティブなことをして、本当の意味で作家デビューをさせてもらった感じがあって。アルバムでも与えられたものを歌うのではなく、作る側に入ることで「もっとしっかり歌わないと」って思うようになりましたね。

今まで頑張ってなかったわけではなく、(作った側の)その熱意が分かるんだから、もうちょっと表現できるものがあるんじゃないかなって思ったり。

――私も今作を聴いて、クリエイターとしての織田さんの顔が加わったなぁと感じて、まさにそれについて今日、質問しようと思っていたんです(笑)。

織田:嬉しい(笑)。よりクリエイティブなところに関われるように、新曲に関しては、一緒に音作りができる作家さんにだけ声をかけたんです。最初に作ったのは、最後に入っている『Give it to you』(作詞:織田かおり、作曲:MANYO、編曲:MANYO)なんですけど、MANYOさんはもともと『AMNESIA』シリーズでご一緒させていただいて、『追想カノン』(2014年6月リリース)以来、一緒に音作りをする機会がなかったんです。

少し期間があいたなかで、MANYOさんがどんな曲をわたしに作ってくれるのかなって楽しみにしていました。MANYOさんが手がけられた曲は「MANYOさんの世界」になるのですが、いろいろ現場で対応して下さって、普通だったら事前にメールでやりとりをするところを現場で「こういう風にしても大丈夫ですかね?」「あ、いいんじゃない?」みたいな感じで相談させてもらいました。そういう様子もメイキング(レコーディングオフショットムービー)に入ってます(笑)。



――初回限定盤のメイキングも楽しみですね。他の作家さんのお話もぜひお伺いしたいです。

織田:myuさんには既存曲でいちばん多く書いていただいたんですが(『World’s End Syndrome』『Stole my heart』『for you』『Theatrium』『RUN-LIMIT』計5曲)、曲の引き出しが凄いんです。私の担当ディレクターのかたがmyuさんと一緒にやると「お互いの新しい扉が開く」って。それで今回は今までやったことのないミディアムなナンバーも書いてもらいました。歌うと意外と難しいみたいな曲がmyuさんは多いんですけど、それもmyuさんが思う織田かおり像なのかなって思っています。


「(自分の音楽のルーツは)今が入れるべきタイミングなのかなぁって」
――なるけみちこさんの曲も、4曲収録されていて(M-2『WORKING!!』M-5『零れそうな月』M-9『mindscape.』M-11『サバンナの疾風』)、『零れそうな月』以外は新曲になります。

織田: (新曲3曲を)なるけ三部作と呼んでいるんですが(笑)。なるけさんの曲に関しては、完全にプロデュースしていただいているんです。この3曲にはテーマがあって、強い織田かおりと、うちに秘めた織田かおりと、本当は強くない織田かおりっていう要素が入っていて。2曲目(『WORKING!!』/作詞:織田かおり、作曲:なるけみちこ、編曲:岩垂徳行)は「織田かおりがOLだったら」って設定なんです。

自分もそれを想像しつつ歌詞を書きました。カッコいいキャリアウーマンの物語をホーンセクションを入れて録ろうよーって言ったのが『WORKING!!』で。

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――『WORKING!!』は大人っぽい要素が入ってますよね。ソウルフルな雰囲気というか。

織田:はい。ホーンセクションがふんだんに入っていて。なるけさんが聴いてらしたジャズやソウルが私も大好きで、なるけさんもそれをご存じなので、そういう要素を新曲に入れていただきました。よりボッサ的な要素を取り入れたのは『mindscape.』で(作詞・織田かおり、作曲・編曲:なるけみちこ)。私の音楽のルーツがたくさん入ってます。なるけさんと 「こういう音楽をやりたいよね」っていうのがドンピシャだったんですよね。歌詞は直前まで書き直しましたけど。

――『mindscape.』の後半に、変わった言葉が入ってきますよね。あれは英語ですか? それとも造語?

織田:あれはフィーリングのスキャットで、明確な歌詞はないんです。ロックバンドがシャウトする感覚に近いのかもしれません。自分の作ったものだから、自分の内にあるパッションを引き出せたほうがいいよねってところで、スキャット部分、フェイク部分は自由にやらせていただいて。

――実際にすごく自由に泳いでいる感じがあって。

織田:ありがとうございます。タイトルの『mindscape.』にたどり着くまでも結構な時間がかかって。最初は「ひとりは自由だけど孤独」というテーマしか決まってなかったんです(笑)。自分の気持ちの背景に寄り添った曲なので、これはいちばんしんどかったですね。

――そのテーマは自分で課したものだったんですか?

織田:それはわたしがツイッターで「1人は自由だけど孤独だな、その分楽しいこともたくさんあるから不思議」みたいなことをつぶやいたんです。それをなるけさんや霜月はるかちゃんが目にしてて「かおちゃんがヤバいんじゃないか」ってなったらしいんですよ(笑)。私は「それでも楽しい」ってことが言いたかっただけだったんですけど。で、曲をお願いしたときに「あのつぶやきを私は見ていて、いつかそういう曲を書きたいなと思って、実は勝手に作っちゃったんだよね」って。それがこの『mindscape.』だったんです。

実は歌詞もあったんですけど「これはかおちゃんが書き直したほうがいいと思う」って言われて書き直しました。でもタイトルもフレーズも一緒に決められたので、いちばん一緒にクリエイトした曲ですね。この曲が入ったことで、多国籍感がより出たかなって。あとは自分が触れてきた音楽のジャンルをアルバムのなかに入れ込むことって、私はあんまりやってきてなかったんですよね。今が入れるべきタイミングなのかなぁって。


「私の音楽人生を『サバンナ』に例えているんです」

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――多国籍感といえば、“なるけ三部作”の最後を締めくくる『サバンナの疾風』(作詞:なるけみちこ、作曲:なるけみちこ、編曲:岩垂徳行)も異国感が漂う壮大なスケールの曲で。

織田:タイトルを見たときにびっくりしました(笑)。本当に『サバンナ』って感じの曲で。タイトルだけ見ても分からない人がほとんどだと思うので、インタビューで話そうって思っていたんですが……これは私の音楽人生を『サバンナ』に例えているんです。私がいる場所はまだ小さな箱庭のなかで……「大きなもののなかにいる自分」というか。

畳んでいたかもしれない羽根を広げて、サバンナの疾風のごとく、これから飛び立っていこうってメッセージがあるんです。私もその話を聞くまでは「サバンナってなんだろう?」って思ってたんですけど(笑)。で、岩垂さんにアレンジをお願いしたら、大自然感がすごいことになってしまって。岩垂さんって本当におちゃめな方で、最初は象の鳴き声が入っていたんですよ(笑)。最初はどこの場所にこの曲をいれようか迷いました。

でもなるけさんと出会ったのは『ワイルドアームズ』という作品で、あの劇伴感や壮大さを今回のアルバムにも入れたかったとおっしゃってくださって。好きなように作ってくださいってお願いした結果が『サバンナの疾風』だったんですよね。感じ取っていただきたいことはいっぱいあるんですけど、『mindscape.』からの曲順は私の中ではストーリーがあるというか。この曲順になるべくしてなったのかなって思っています。

――大自然感といえば……不思議と世界、月、空、星、光……みたいな言葉が、どの作家さんの楽曲にも散りばめられていますよね。

織田:確かにそうですね。今回は歌詞を書いてる方がバラバラなんですよね。(資料を手にしながら)金沢さんの歌詞とかは本当に難しくて、レコーディングも大変でした。

――1曲目の『World’s End Syndrome』(作詞:金沢十三男、作曲:myu、編曲:my)ですね。そんなに大変だったんですか?

織田:大変でした。これは『Make it』(2016年4月リリースの3rdアルバム)を出す前に録ったんです。ゲーム『7’scarlet』のOP曲で、ゲームってアニメと違ってかなり早く録ることが多いんです。だからわりと忘れたころにCDになることもあるんですけど、これは4枚目まで取っておいてよかったなと思う曲というか。

ここ数年の織田の歩みで外せない、カッコよくて大好きな曲ですね。金沢さんは『7’scarlet』のプロデューサーでもあるのですが、(ゲームの内容に寄り添った)言葉数も多くて。「どう歌ったらカッコよくハマるかなぁ」って時間を掛けながら相談して、みんなで肉付けをしていって。だからすごく思い出深いですね。

――そんな思い出深い楽曲が1曲目になったんですね。

織田:表題曲を一発目に持ってこなかったって初なんですよ。必ずしもアルバムタイトルと曲名が一緒かっていうと、『PLACE』以外は実は違うんですけど……。想像以上に(ラストの)『Give it to you』が明るくて、しかもフェイドアウトで終わっていく曲で。爽やかに終わることも、フェイドアウトで終わっていくことも初めてだったんです。最近は時代的なものなのか、フェイドアウトで終わっていく曲が減ったなと思ってたんですけど、フェイドアウトしながら、『World’s End Syndrome』にいく流れは私のなかで大事な繋がり方で。オールリピートしたときに、余韻が残るようなアルバム作りも心がけました。


「私が信じて歩んできたものは間違ってなかった」
――5月に行われたバースデーライブのとき「明日から歌詞を書きます」とおっしゃっていましたが、『Give it to you』の歌詞はライブのあとに書いたものですか?
ライブレポート記事

織田:ライブのすぐあとです。ライブが終わって1日だけ休もう!って思って、その次の日に書いたんですけど、迷うことなくあっという間に書けました。

――<君が笑ってくれたら僕はそれだけでいい><目指した夢は間違いじゃない>など、本当に今の素直な想いが綴られていて。

織田:改めて読まれると恥ずかしいですね(笑)。でも、素直になれてよかったなって。あの時のライブで、「みんながついてきてくれるかもしれない」って思ったというか。「どんな場所で歌ってようが、あなたについていくよ」って改めて言われたような気がしたんです。私が信じて歩んできたものは間違ってなかったって、確信に変わった瞬間だったというか。

――そのときのバースデーライブで「もらう側じゃなく、あげる側でいたい」というお話されていましたが、そういう風に思えるようになったことで、このような歌詞ができたんでしょうね。

織田:そうかもしれないですね。もともと人に何かをあげるほうが好きってところはあったと思うんです。例えばお誕生日プレゼントとかも上げるほうが好きですし。でも、なんかこう……「わたしの歌を聴いて元気になってね」って素直に言えなかったんですよね。そういう手紙はたくさんいただくんですけど……「これ聴いて本当に元気になるのかな」って不安になるんです。この歌詞を書いたとき、わたし暗かったしなぁとか。

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――自信が持てなかった、と。

織田:そうなんです。そういう意味ではこじらせて生きてきたのかもしれない。

――それだけ自分自身と戦ってきたんですよ。誇りを持っていいと思います。

織田:……ああ……そうですね。まさに『サバンナの疾風』に<わたしが闘い続けてきた>ってワードがあるんです。「戦いのあとには」とはよく言いますけど、このアルバムを聴いて──みんなが己の戦いを終えて「さあどうする?」って問いかける場所が『Give it to you』だと思ってます。

こんなポジティブな歌詞が書けるようになったんだって自分でもビックリしました。英語の部分だけ、意味合いやハマりをサッシャさんに監修をしていただいたんです。より強い表現はどっちなのかとか、この文法は大丈夫?とか聞いた感じだったんですけど……英語は日本語とはあまりにもニュアンスが違いすぎて、曖昧な表現がさほどないんですよね。だから日本語の凄さも、今回歌詞を書いていてすごく感じました。この曲以外は自分では英語は使ってないんじゃないかな。

――『WORKING!!』の英詞に関しては、なるけさんが書かれたものだったのでしょうか。

織田:はい。『WORKING!!』の英語部分は、なるけさんが「この英詞でいきたいんだけど、他のところは日本語で書ける?」って。そういう作り方は面白かったですね。全曲そうなのですが、コーラスやミックスにも細かなところまで意見を反映させてもらったんです。


「10代のときにやっていたことや好きだった音楽がいまだに影響を与えている」

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――話が少し戻ってしまうんですけど、『WORKING!!』の頭のコーラスには男性の声も加わっていましたが、あれはどなたの声なんでしょう?

織田: (スタッフを見て)みんなにお願いしたんです(笑)。その場にいた人間、総動員です。みんなの声を敢えて大きくミックスしてたら、あまりにも私の声が少なくなってしまって、冒頭何がはじまったのか分からなくなってしまって(笑)。

全員に熱唱してもらい、後から自分の声の成分を少し大きくしてもらったりとか、細かい作業をかなりしました。ミックスには本当にこだわりました。そういうことができるようになったことも、10年の経験かもしれないですし、それをやらせてくれた環境にも感謝ですね。

――でも昔の洋楽のコーラスグループの楽曲は、メイン以外のコーラスも物凄い存在感を放っていて。そういう意味でも洋楽感があるのかなって。

織田:ボーカルのコーラスをメイン以外のところをバシッと出すのって、50~60年代のモータウン系のコーラスグループなどではよくあって。いろいろな現場でハモっていたのも、そういう音楽が好きだったということもあったんですよね。そういう意味では、10代のときにやっていたことや好きだった音楽が、いまだに影響を与えているんだなと。

だからみんなの力を借りて、音量を上げて。あの合唱の部分はライブでみんなが歌ってくれないと、織田かおり先輩が怒りに行くかもしれませんね(笑)。「今までのライブで何を覚えてきたんだ!」って(笑)。歌詞もそういう始まり方なので。テンションがあがりすぎて、架空の会社名まで作っちゃいました(笑)。ブックレットにもいろいろと仕掛けがあるので、楽しんでもらいたいですね。

――『WORKING!!』から続く3曲目『Stole my heart』(作詞:織田かおり、作曲:myu、編曲:my)も洋楽の雰囲気があるので、その流れもいいですよね。

織田:ああ、それは嬉しい! 実はアメリカンポップを意識して作っていて。今っぽいEDMさもありつつも、昔の洋楽の打ち込み感がでたら可愛いかなって。アルバムと同じ日に発売になるオトメイトレコードさんの新作『おとどけカレシ』の主題歌になっていて、これもまた働く女の子を応援する歌になってます。OL2部作ですね(笑)。絶対この2人は同じ部署ではないと思いますけど。(笑)

最初は「他のひとが歌ったほうがいいかな」って思うくらい、私にはイメージのない曲だったんですけど、今はライブでどんな風にしようかなって構想を練っている感じです。みんなにハンズクラップを叩いてもらったり、踊ってもらったりしても可愛いかなとか……いろいろと妄想中です(笑)。


「本当にいいアルバムになったなって、今すごく思ってます」
――話が前後してしまうんですけど『Give it to you』も雰囲気は違うものの、コーラスからスタートしますよね。それも織田さんの発案だったんですか?

織田:あれはMANYOさんが「頭はコーラスでいきたい」「ここは英語でいきたい」っておっしゃって。MANYOさんは歌詞も書かれる方なので、イメージをしっかり持って書かれているんですよね。

これも乾いた感じのロックというか、洋楽感があって。作家さんと一緒に楽しく音作りできたので、本当にいいアルバムになったなって、今すごく思ってます。最高の『Gift』になったと胸を張っていえますね。……ああ、恥ずかしい(笑)。

――(笑) では、リリースイベントとワンマンライブに向けて最後にメッセージをいただければ。

織田:今回は東名阪でイベントをやらせて頂きます。毎回そうしてるんですけど、セットリストを変えようかなって心がけています。アルバム全曲をやるのかっていうのはまだ分からないんですけど、どこにきても、何回来ても楽しんでもらえるリリースイベントにしたいなと。今回はサイン会もあるので、私自身も楽しみたいですね。それで、10月のワンマンライブにエネルギーを繋いでいけたらと思ってます。

――ありがとうございました!

[インタビュー・文/逆井マリ]

リリース情報
■織田かおり 4thアルバム「Gift」
初回限定盤CD+DVD 3,800円(税別)

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通常盤CD 3,000円(税別)

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レーベル:ティームエンタテインメント/2017年7月26日発売

イベント情報
■織田かおり 4th アルバム「Gift」リリースイベント
※フリーミニライブ & CD購入者対象のサイン会を開催

7月29日(土) 名古屋・アスナル金山 明日なる!広場
開演 13:00~、15:00~ ※2回公演

7月30日(日) 名古屋・イオンモール大高3F タワーレコード前イベントスペース
開演 13:00~、15:00~ ※2回公演

8月5日(土) 大阪・あべのHoop 1F オープンエアプラザ
開演/13:00~、15:00~ ※2回公演

8月6日(日) 兵庫・阪急西宮ガーデンズ 4階スカイガーデン・木の葉のステージ
開演/13:00~、15:00~ ※2回公演

8月11日(金) 埼玉・HMVイオンモール浦和美園 店内イベントスペース
開演/13:00~、15:00~ ※2回公演

8月12日(土) 神奈川・タワーレコード川崎店 店内イベントスペース
開演/13:00~、15:00~ ※2回公演

8月14日(月) 千葉・ららぽーと柏の葉 本館2F センタープラザ
開演/13:00~、15:00~ ※2回公演

8月15日(火) 神奈川・トレッサ横浜 北棟2F リヨン広場
開演/13:00~、15:00~ ※2回公演

8月19日(土) 神奈川・タワーレコード横浜ビブレ店 店内イベントスペース
開演/13:00~、15:00~ ※2回公演

8月20日(日) 東京・HMVエソラ池袋 店内イベントスペース
開演/13:00~、15:00~ ※2回公演

8月26日(土) 東京・カレッタ汐留 B2F カレッタプラザ
開演/13:00~、15:00~ ※2回公演

ライブ情報
■織田かおり 11th SOLO LIVE “Gift”

2017年10月6日(金)
東京・渋谷 TSUTAYA O-WEST 
開場 18:00 / 開演 19:00
チケット一般発売日:2017年9月2日(土) 各プレイガイドにて
※ニューアルバム「Gidt」に、チケット先行予約案内を封入


>>織田かおり アーティスト公式サイト
>>織田かおり Twitter(@odakaori_0511)
 
Nice interview. It's good to see she's becoming more confident with her lyric writing.

and still the server won't let me like Kugayama's posts. What is with this server error bug ?

Also: A posted video of a "live" interview linked off her twitter.

http://live2.nicovideo.jp/watch/lv301081319

oh heck it's actually live !!! It's 4:20am my time. Don't ask me why I'm up at this time. Blame my cat for running off and not coming home till 3:30am.
 
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Listened through Gift, and it's pretty good :w00t:. Though I don't think it's as good as Colors, it's definitely better than Make It (don't remember Place enough to make a judgement). All the songs from 零れそうな月 down are good, though the songs before that one are only OK.
 
I liked the fanfare and sassiness of Working!! and the unbridled joy of Stole my heart hehe. Kaori's scat singing in mindscape was a neat addition. The other 3 new songs were either meh or just OK.

WES, Theatrium, RUN-LIMIT, kobore sou na tsuki, and kibou no kanata were already great in my book.

Overall, liked 8/13 songs, good job Kaori.
:goodjob:
 
Although it was officially over, I caught a few minutes of the end of it.


I was just looking through Kaori's Twitter and saw the post. I thought it was a pre-recorded interview and I wanted to download it for later.... And it was live... So I heard the last 10 minutes... because I was doing other things too... I don't have my computer set up to record live streams. So... couldn't grab any of it.
 
I thought you were talking to me at first, not World End Syndrome XD

I saw the tweet for the live stream, but the tweet was a few hours old and I assumed the livestream had ended. I wonder if she performed any songs (like niconico interview & live for FotW) or if it was just an interview
 

I saw the tweet for the live stream, but the tweet was a few hours old and I assumed the livestream had ended. I wonder if she performed any songs (like niconico interview & live for FotW) or if it was just an interview

I only saw the last 10 minutes. She didn't sing. They played her "Give it to you" video at the end. I thought it would be the full version. Nope. Just the short version.
 
Apparently Kalafina covered Zero Tokei on Kalafina Club a few months ago

Your thoughts? I thought Keiko was much too loud with her harmonization. That or Wakana/Hikaru can't project loud enough. Nevertheless, it'd be cool if they did more short covers of Kaori's songs.
 
I thought Keiko was really loud as well :notlistening:. Hikaru is virtually nonexistent in the recording, I really only hear Wakana on lead
 
I have to say: I love this album. Kaori's own songs have really shown her maturity. She really stepped up for this album. This is her best album yet. Working has become my second fav song on the album after Give it To You. I love the horn section. Reminds me of 70s Chicago.
 
I'm still scrounging about for Kaori's appearance on Anisong Station. I found Asaka's appearance on the same show singing Edelweiss on Billibilli, (apparently the song's writer doesn't know what Edelweiss / Apple Wine is.) but no Kaori singing Run Limit. (for some reason I can access Billibilli again.)
 
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