Updating/Fixing the Discography

07. 月ひとつ
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石川千亜紀 : 月ってそれぞれの人の夜空に「あら、いたの?」って感じでいつもいるじゃないですか。その向こう側で月を指差す人もいたりして、いつまでも背中を付いて来る月。それを「月ひとつ」としたことで何かつながりを感じて欲しいと思って。

梶浦由記 : 静かなようで実は結構パワーヴォーカルな、See-Sawらしいバラードかと。最後のコーラスのさり気なさが気に入ってます。

08. 夏の手紙
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石川千亜紀 : 夏の夕方、川せみの音...とにかく、とにかく広がりのある音づくり。もう何も言いません...じっくりと聞いて下さい。

梶浦由記 : アルバムでしか出来ない長サイズ曲でしょうか。個人的にちあきの歌詞がかなり好きです。ヴォーカルのリズム感と抑揚を活かしたアレンジとMixになったと思っています。

09. Obsession
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石川千亜紀 : 私が歌うと、アジアンのような英語?になってしまう。なんとも不思議な感じ。それにしても一回でメロディが頭に入るこの曲。梶浦嬢。たいしたお人。

梶浦由記 : See-Sawで英語曲というのはあまり考えていなかったんですが、メロディーが出来たら英語しかハマりませんでした...。メロがシンプルな分オケでさりげなく遊びました感が楽しかった曲。
 
10. 記憶

石川千亜紀 : 独特の世界ですが、違和感なく簡単にポンとこの世界に入れました。「ah- あたしってSee-Sawなのねって感じた曲です。

梶浦由記 : アラブ縦弾きイメージのストリングス、一度やってみたかった。90sec Ver.は少しトランス感を入れたかったんですが、アルバムver.は強引にテンポ下げてみました。自分的にかなり燃える(笑)趣味曲でございます。

11. Jumping Fish
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石川千亜紀 : 歌とピアノでせーの!で録音しました。リハもかねて三回くらいで。二人の呼吸を感じて欲しいです。

梶浦由記 : ピアノと歌のみの曲がSee-Sawの持ち歌には案外多いんですが、そんな一作です。ピアノバラードというよりはリート感覚で、作るのがとても楽しいですね。

12. 優しい夜明け
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石川千亜紀 : ああ本当に素敵な曲です。この歌が好きだよと言ってくれたら、あと十年はSee-Sawやれます。歌う回数が増えていく度に、詞の世界や音の運びにストイックにさせられる楽曲なのであります。

梶浦由記 : 暫く休んでいたSee-Sawの活動を再開するに当たって、「まずここから」と思えた、やはり「See-Sawの醍醐味全開」認識が強い曲です。Chiakiの声と弦のからみは相性ぴったりだと思ってまして、これもそんな部分でたっぷり遊ばせて貰いました。

13. indio
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石川千亜紀 : 友人であるミュージシャンの一人がindioを歌ってる私に、「この歌が一番Chiakiに似合ってるんじゃないか?」と言いました。確かにこの歌の持つ世界に、私の幼い記憶を重ね合わせて歌っていたところがありました。「似合ってる」とは、素敵な言葉をもらいました。

梶浦由記 : 「indio」の意味を良く聞かれますが、どこか実際の土地をイメージしている訳ではございません(洋服屋さんの名前でもありません)。アトランティスでもムー大陸でも何でも良いのですが、心の中だけにある幻の故郷的なイメージでございます。歌とアレンジで絵を描こう、と意識して作っていました。
 
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